番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
103-104 賀茂別雷神社廻廊 (東) (西) |
寛永5年 (1628) |
いずれも 三間一戸楼門、入母屋造、檜皮葺 |
等 |
賀茂別雷神社 (かもわけいかづちじんじゃ) は、鴨川と高野川のうるおう葛野の地に居を構えた賀茂の県の神社を起源とする古社で、古代国家の成立とともに、7世紀にはすでに有力な寺院になっていたと見られている。平安京においては、国家鎮護の神社として朝廷の崇敬を受け、社殿は11世紀初頭までに現在に近い姿に整えられた。その後衰退した時期があったが、寛永5年(1628)に往年の姿に復興された。 廻廊は、楼門の両側から東西に延び、境内中心部の南辺を画している。いずれも桁行九間、梁間一間、檜皮葺で、楼門と同時期、寛永5年(1628)頃の建造である。楼門と同じく朱塗りで、壁は白壁、窓は緑の連子窓と、色の対比が鮮やかである。訪れた時、西の廻廊には書初めが展示してあった。 2023-1-18 |
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京都府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |